【大学受験】受験勉強の始め方(3ステップで解説)

この記事を書いている僕は独学で神戸大学編入試験に合格しました。

そのノウハウをみなさんとシェアしようと思いこのブログを書いています。

この記事はこれから受験勉強を始めるんだけど、何からすればいいか分からない!

という人に向けて書いていきます。

受験生になったけど
イマイチ実感わかないし、何からしていいか分からない・・・
家では親に勉強しなさいと言われるけど全然やる気が出ない・・・
勉強しなさいと言われるからとりあえずやっているけど、成績が上がらない・・・
などうまくいっていない人も多いと思います。

その原因は明らかに「周りに言われるから勉強している」ことです。
その全ての根底にある原因は自分の「やる気」や「モチベーション」の欠如です。

そんなことは自分が一番分かってる!!

でも、どうすればいいか分からない。
こんな受験期特有の精神病とでもいうべき状態に陥っている人に読んでもらいたい記事です。

すべきことはこの3つです。

受験勉強に向けてすべきこと

①ゴール(志望校)を決める
②過去問を分析する
③過去問が解けるように演習する

ゴール(志望校)を決める

いきなり結論ですが、まず志望校を決めましょう。

・・・

えー!無理無理。

行きたい大学とかないし、将来したいことも無いし・・・
という人もいるでしょう。分かります。

しかしまずゴールを決めなければスタートはできません。
志望校を決めてやっと受験勉強を始めることができるのです。
途中で変えてもいいのでとりあえず今の段階での仮決定をしましょう。

家庭の事情で地元の大学を希望する人もいると思いますが、志望校の決め方は大きく2種類に分かれます。
①自分のしたいこと、興味のあることで決める。
②偏差値で決める。
です。

・したいことがある人

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今自分がしたいことや興味のあることがあるなら、それができそうな学校を調べて志望すれば良いでしょう。
1つ注意しなければいけないのは、学科名が必ずしも自分がイメージする学問を表しているとは限らないということです。カタカナ表記の学部、学科がっ増えている今、名前が良さそうだったのにいざ入学してみると想像と全然違ったなんて事が起きかねません。実際に学校で学べることも含めて細かく調べておきましょう。

・したいことがまだ見つかってない人

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は jibun_sagashi_man.png です

ただ、そう簡単に自分のしたいことなんて見つからないよ・・・
と思っている人も多いでしょう。それで普通です。

そんな人こそ偏差値の高い大学を志望しましょう!

人生経験もロクにない学生が簡単に自分が本当にやりたいことなんて見つかるものじゃないんです。むしろそれを探すために今からの人生があるのです。しかし運よくやりたいことが見つかったけど、もう手遅れだった。
なんてことにならないためにも、自分の可能性を広げるためにできるだけ偏差値の高い大学に行きましょう。

●偏差値が高い大学に行くメリット

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は kara_waru_man.png です

偏差値だけが大学の全てじゃ無いということもよく聞きます。
それは事実だと思います。確かに、偏差値高い大学に行けば必ずしも自分のやりたいことが見つかるとも限らないです。
しかし、レベルも高い学校にはレベルの高い学生が集まるのでいい意味で周りに流されながら成長していくことができます。

さらに傾向として偏差値の高い大学は部活動やサークル活動、ボランティアなど勉強以外の活動にも積極的であることが多いです。
つまり社会を巻き込んだ活動を大規模に行なっているということです。
これによるメリットは大きく、人や情報が自分の周りに集まりやすくなり、その結果やりたいことが見つかるかもしれません。

そして社会的な信用も得ることができます。
学歴が低い人より高い人の方が信用できるといったロジックは存在しないのですが、人は学歴の高い人を信用したがります。そういった点で社会に出てから大学名は人の判断材料の一つとなりますから、高いに越したことはないでしょう。学歴の高い人の方が優れていると言いたいわけではなく、判断材料として使う人も多いので特にビジネスなどの対人関係において有利ということです。

過去問を分析する

志望校が決まったらいよいよ具体的な対策です。

とりあえず決まった学校の過去問を見てみましょう。
そして質と量の観点から過去問を分析しましょう。

・質
問題形式(筆記or選択)・出題分野に偏りがあるか

・量
制限時間・問題数・合格するには何問解かなくてはいけないのか

合格するには黄色の部分が特に大事です。

あらゆる試験には出題者の意図が込められています。
ある分野を特に重要視していたり、難問に対する応用力が見たかったり、早く正確に解くことが求められていたり、あるいは解けそうにない問題を出してその問題を捨てることができるか取捨選択を問う少し意地悪な問題もあります。
これらの癖は学校側が重視する能力を持っているか見極めるために出しているものなので、出題者の癖を意識しながら勉強することでより効率的な対策ができるでしょう。

もし1問でも解けそうだなと思う問題があれば迷わず解いてみてください。答えが合っていても違っていても自分の中の志望校に対するハードルがグッと下がります。
たまに過去問を受験直前まで解かずに取っておく人がいますが、あれは愚策です。
直前になっているのに過去問の問題が解けないと一気に自信が無くなります。
過去問の解き惜しみは禁物です。

過去問が解けるように演習する

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は study_night_boy.png です

ここまで終わってようやく受験勉強が始まります。

とはいえ、ここまでの作業がある程度できていればあとは過去問に出ている分野を学習できる参考書を探して、ひたすら解いていくだけです。
その時に気をつけたいのは、勉強する目的は「参考書を最後までやる」ことではなく、「過去問の問題が解けるようになること」にフォーカスしてください。

そうしないといつの間にか勉強の目的がすり替わっていて、気づけば受験直前になっていたりします。
気をつけましょう。

まとめ

学校でもらった教材を使ってとりあえず勉強するのはやめましょう。

ちゃんと目標を立てて、そこから小さな目標を達成していく。
そうすることで確実に成長できます。

受験期を通じて計画力を身につけましょう!